地球環境科学部 地理学科フィールドワークⅡK
三回生が「卒業論文の作成に必要な能力を身に着ける」ことを目的に、小豆島で行う4日間のフィールドワーク。引率は貝沼恵美先生です。地域の自然的特性(地形・気候・水文・植生・自然災害・環境問題など)と人文的特性(土地利用・経済活動・社会生活・地域文化・地域構造など)との関りに着目しながら、「島の生活から考える地域問題」について考察します。
2022年度は、15名の学生が来島し、土庄町・小豆島町をフィールドに以下のテーマについて調査しました。
<瀬戸内国際芸術祭>
◎瀬戸内国際芸術祭が小豆島を中心とする瀬戸内地域に与える影響
◎瀬戸内国際芸術祭が地域に与える影響-小豆島におけるコロナ禍に着目して-
◎瀬戸内国際芸術祭が小豆島の島民と街づくりに与える影響
<地域に根ざした産業>
◎小豆島におけるオリーブの観光利用
◎醤油造りとオリーブ産業における小豆島の地域性
◎小豆島におけるオリーブを活用した観光地域づくり
◎小豆島素麺の歴史的背景とごま油の相互関係
◎小豆島における菊栽培と出荷の現在
<生活・交通>
◎本土と比較した際の、小豆島における日常生活の差異
◎小豆島内におけるバス路線の実態
<移住>
◎小豆島への移住実態-瀬戸内芸術祭を通じて-
◎小豆島の人口減少と移住促進について
◎小豆島の移住の現状
<観光>
◎小豆島の観光の現状、復興への提案
◎小豆島におけるフィルムコミッションが小豆島観光に与えた影響