小豆島古文書調査
文化財学科による小豆島の古文書調査。2013年度から7年間、小豆島町を中心に古文書の整理・分析を行ってきましたが、2021年度からは土庄町にある古文書について本格的に調査をスタート。
2022年度には、夢すび館を拠点として7月~11月に4度にわたり、淵崎村の旧庄屋・森家に伝わる古文書を調査しました。所蔵者が丁寧に整理・保管されてきた史料は400件(段ボール5個分)にものぼります。
2021~2022年度は新型コロナウィルス感染症の感染拡大が続いたために、少人数グループに分かれて日帰りで調査を行うことになりましたが、学生たちは住民の方々の協力を得ながら、活字化された文書では削られてしまう「生きた史料」ならではの豊富な情報から多くを学びました。今後も小豆島の歴史文化を掘り起こし、地域に遺る古文書の保存整理に取り組みます。