こんにちは!土庄町地域おこし協力隊、域学連携担当の森です🤠🌱
昨年度、小豆島北部にある土庄町大部地区の「災害の記憶」を聞くプロジェクトを行った神戸学院大学松田ゼミのみなさんが、証言映像を届けてくれました🧑🎓
その災害とは、1976年(昭和51年)の台風によって起きた集中豪雨のこと。調べていくうちに、土砂災害により、死者や重症者が出て、家屋倒壊、浸水被害も町全域で発生していたことが分かりました。
昭和51年に起きたため、地域の年配の方々はこの災害を、「51災」と記憶されています☔️
背後を緑豊かな山々に囲われ、目前には淡く穏やかな海が広がる小豆島の海辺の地域で、過去に本当にそんなことがあったのか?!と、私自身信じられませんでした。
しかし、地域の方々にお話を聞き、当時の写真を見つけ、新聞記事を辿るうちに、よそよそしかった51災の記憶が、今ではより近しいものに。
分からなくても真剣に向き合おうとする学生、忘れたいはずの被災経験を少しずつ話してくれる地区住民の方々。心に残る、貴重な映像作品となっています🌸
土庄町域学連携事業(とのしょうキャンパス)のホームページの「お知らせ」欄に、51災の概要と証言映像を掲載しています。
今後の地域の防災のために、ぜひ、色んな方に見ていただきたいです!