京都産業大学1回生「食と農からみた小豆島・豊島」🌳

主なテーマはオリーブ!

こんにちは、8月30日~9月1日まで京都産業大学生命科学部1回生のみなさんが来島されました!

👀今回のテーマは「食と農からみた小豆島・豊島」。小豆島のオリーブ産業や豊島の棚田事業を見学しながら、普段自分たちが口にしている食品がどのような環境・どのような人びとに支えられて作られているのかを知ることが目的です。

日本で唯一のオリーブ専門の農業試験場「小豆オリーブ研究所」

👀滞在期間は二泊三日。小豆島と言えばオリーブ…!ということで、一日は学生10人と先生2人みんなで、全国で唯一のオリーブ専門の農業試験場「小豆オリーブ研究所」を白井所長の案内で見学させてもらいました。普段立ち入る機会のない研究所のさまざまな施設や装置、たくさんの種類のオリーブを見せてもらい、みんな興味深々でした。

👀とりわけ面白かったのは「官能評価室」。官能評価室とは知事から委嘱を受けた「官能評価パネル」という役職の人が、オリーブオイルの欠陥の有無や、苦み、辛みなどの品質を評価する場所のこと。ここでのパネラーの評価が、商品の品質を決めることになるのだそうです。実際に、劣化オリーブオイルと質の良いフレッシュオリーブオイルの香りを嗅がせていただきましたが、この差は歴然!でも、みんなフレッシュオリーブオイルだったら、微妙な質の差は、本当に嗅覚・味覚が優れてないと難しそう~💦と思いました。

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東洋オリーブのオーガニック・オリーブオイルの生産現場

🧐次に伺ったのは池田にある東洋オリーブの農場と採油工場。広報担当の佐々木さんが、小豆島で育てられているミッション・ルッカ・マンザニロ・ネバディブランコの違いや、日本最大の面積を誇る東洋オリーブ農場の「オーガニック・オリーブオイル」生産の挑戦について、じっくり話ししてくださいました。

🧐東洋オリーブでは、剪定枝をチップにし、発酵させて堆肥にしている!ということで、オーガニック・オリーブの木々の周りでは鳥の鳴き声が聞こえ、昆虫たちが盛んに活動しています。学生たちはオーガニックならではの生物の力に満ちた土の力、循環型農業の先進例の実際に触れられてとても刺激を受けていました👍

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🌾そして二日目は、早朝に石井さんのオリーブ牛舎を見せていただいたのち、豊島グループと小豆島グループの2つに分かれることに。私は豊島グループに同行して、まずは東洋オリーブ豊島農場へ。オリーブ剪定枝の堆肥に豊島のオリーブ牛の糞を混ぜた特製ブレンド堆肥を、オリーブにやるという体験をしました。農場担当の方に、スコップの使い方から習って、最後にはなかなかサマになっていました🤭

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🌾唐櫃の棚田では地域おこし協力隊OBの新屋さんの案内で、美しい棚田がどのように維持されているのかを習いました。唐櫃の棚田は豊島美術館の回りだけかと思っていたら、とても広大でビックリ😲その後、家浦港にある交流センターで、棚田の維持管理と豊島の豊かな海・田畑から特産品をつくる地域ぐるみの「食プロジェクト」について、濵中会長と新屋さんにお話を伺いました。美しい場所、美味しいものの裏側にはたくさんの人の汗と思いが詰まっていました🍓

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学生のみなさんは、ほんとに多くのことを学ぶことができて目がキラキラで帰っていきました。今回もたくさんの地域の方々に協力していただき、感謝感激。京産大生命科学部のみなさんは、来年度以降も、継続して土庄町に来てくれます。次はどんな学びがあるかな?楽しみにしています💕

森 亜紀子

森 亜紀子

土庄町地域おこし協力隊 (域学連携担当)

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